Eテレ「ウワサの保護者会」によると、
外遊び減少の理由について
「仲良しが習い事で遊べない」
「公園は飽きた」
「公園はボール禁止や大声禁止で遊べない」
「不審者が怖くて親が心配してる」などの理由もあることが分かりました。
首都圏のインタビューだけど、大館の場合も
「親が働いてて自由に外出できない」
「⬅みんなそうだから自分は友達と遊べない」
「友達でも各家が遠い」など隠れた理由がありそう。
「ここにいけば誰かに会える!」
「ここならいついっても楽しい!」
「ここなら自由に過ごせる!」
そんな場所が、身近にあるといいなと思うし、いつでも迎えてあげたいです(*´∀`)
プレーパーク事業などに長年かかわり信頼も厚い、天野秀昭氏のインタビューを紹介します。
こどもによる自由な遊びの重要性を、深く洞察されています。
引用→http://oyamana.com/interview/amanohideaki01
◆大人だって、趣味があったり、いろいろ自分の好きな世界があって、それに時間を使ってるときは夢中になる。
◆大人になっても、【遊びは自分の世界を取り戻していく作業】なんです。…
◆とくに子どもの場合は、【遊育(遊んで育っていく)】は、発達と大きく関わっている。
◆子どもは【自分自身の根っこを育てているところ】なんです。
◆とくに乳幼児期の遊びが重要…
◆【遊ぶ】ということは、その子自身の世界を表現して作り込んでいくということ。
◆で、それがどこにつながっているかというと、【私が生きている】って実感です。
◆だから、【自分が生きているという実感は、遊びの中に存在している。】
長年プレーパーク運営に関わってきた、天野秀昭さん インタビューです。
引用→ http://oyamana.com/interview/amanohideaki05
部分的に抜粋してご紹介します。
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◆「プレーパークでは、自分の子どもは誰かが見てくれるし。だから、自分も逆に別の子を見られる。
僕は、親子だけで子育てというのは不健康だと思ってるんです。
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◆『プレーパーク』で見かける光景で、自分の子どもがよその親と関わったら、その人が自分の子どもの話をよく聞いてくれたりしてね。
そうすると、「あっ、ここは自分だけでやらなくてもいいんだ」って、親がなんだかホッとするんです
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◆この経験を何度か積んでいると、「これでいいんだ」って思えるようになる。よその子相手にムリに教えるなんてしないから、その子が少し飲み込みが悪くても、「まぁ、こんなもんかなぁ」みたいに、おおらかに思ってられる
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◆そういうふうに親子の解体を進めないと、子から自立しない親や、親から自立しない子が出てくる。自分の子しか見てないみたいな….。
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◆で、「みんなで子どもを育てていくんだ」ってなれば、子どもは放っておいても自分で成長していくんです
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「親は自分のこどもに向き合わない方がいい」なんて
少しショッキングな見出しですが
「自分のこどもを、良く 育てよう」と、一生懸命になりすぎると
個性や その子のペースや その子が秘密にしてる気持ちに、なかなか気づけなくて
「かわいい子には旅させろ」というか、少し離れた目線で見てあげると
その子の良さに気付けるし おおらかな気持ちになれるという意味、でしょうか。
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うちの子に、よそのお父様が言いました。
「お前、走るの速いな! うちの子に追いつける奴、そうそういないよ!」
…それ以来、本人の自慢は「かけっこがはやい」。
(実際はさておき)声を掛けてもらえて、すごく自信がついたようです。
…これは、きっと親にはできなかったと思う。
親は、走るの速いだなんて、気づきもしなかった。