大館冒険あそびプレーパークのあゆみ

大館冒険あそびプレーパーク アドバイザー(初代代表) 小畑トモコ

 

プレーパークを応援していただきありがとうございます。

私は3人の子育てをする主婦でした。頼れない孤独な育児、多忙で子供と遊べない夫、年の違う兄弟の育児など様々な悩みを抱えていました。そんな中、転勤先の秋田市で出会った「プレーパーク」。
私の子育ての悩みを、すべて解決してくれたプレーパークを、転居先の大館でも広めたい! 温かい環境で、こどもたちを のびのびと遊ばせたい!2015年11月。転居して1か月。ブログとFacebookページをつくるところから、活動を始めました。

 

 

 

2017年秋に、私自身は仙台市に転居しましたが、宮城県にはプレーパークが20か所あり、様々な試行錯誤・創意工夫ある活動をしています。そんな情報をまた大館にお届けしていきたいと思っています。

 

 

 

印象的な出来事がありました。仙台のプレーパークでは、高校生の男の子が子供たちと遊んでいました。その高校生は「10年くらいこのプレーパークに通ってるんだ」と言いました。またあるところでは、プレーパークで子供時代を過ごした人が大人になって、自分の子供を連れて同じプレーパークに参加しています。

 

 

 

プレーパークは「挑戦する意欲・豊かな想像力を育む」子供を育てる育児支援 × 「子供も大人も生き生き過ごす」地域活性化・まちづくり です。人財育成です。

 

 

 

私の子供たちは「大人になったら大館でプレーパークやる!」と言ってくれています❤

プレーパークがある町がどうなっていくのか、プレーパークで育った子供たちが、地域でどう暮らしていくのか、

答えが見えるのは20年後。。。ちょっと先ではありますが、人材はお金では買えない宝物です。

 

これからも大館で、プレーパークがずっとずっと続いていきますように、応援よろしくお願いします!


2015.12

秋田県北NPO支援センターにて、実現に向けた具体案のアドバイスをいただきました。

企画書を作成し、大館市都市計画課を訪問。
対応してくださった都市計画課職員さんは、実は以前からFacebookページを読んでくださっていたとのことで、具体的な場所や、開催の為に必要なプロセスなどご提案いただきました。

2016.01

Facebookページを見た北鹿新聞の記者さんが、紙面で大きく取り上げてくださいました。記者さんも同世代の子を持つ父として、具体的で期待のこもった記事を書いてくださいました。記事を見た方から、「ぜひ協力します」「資材提供します」とのご連絡。

 

13年前に一度、大館でプレーパークが開催されていたことも分かりました。当時の方が資料を提供していただき、今後の協力が決まりました。

2016.02

大館市こども課・企画調整課を訪問。市長との面会や、補助金制度についてご提案いただきました。


大館ロータリークラブ様にて、講和・事業趣旨をお話しさせていただきました。
行く先々で「プレーパークって言葉を初めて聞いたので、ネットで調べてみたよ! 全国でやってるんだね!」と、背中を押していただきました。


2016.03

大館市・福原市長と面会。

私が話すより先に「小畑さん、大賛成ですよ!」と言ってくださりました。実は市長の学生時代のアパートが、世田谷区のプレーパークのすぐ傍だったそうで、プレーパークでこどもがどう遊んでいるか、よくご存じでいらっしゃいました。

スポーツ・アウトドア好きでいらっしゃる市長は「私も行きたい スケジュールどうなってる?」と秘書さんにすぐ確認してくれ、5月の来場に繋がりました。

2016.04

大館市ならびに大館市教育委員会から、「後援」の名義使用を認めていただき、ポスターなどに記載しました。

運営に参加したいと6名の方が手を挙げてくれ、第一回役員会を行いました。医療関係者・スポ少指導員・元自衛隊員・舞踊講師・保育士・教育関係者…信頼できる布陣で準備が進みました。また秋田看護福祉大学の学生さんが学業に支障のない範囲でボランティアで入ってくれることになりました。


2016.05

長木川河川敷(白鳥公園対岸・コメリ跡地そば)にて、第一回目のプレーパークを開催。200名超のfamilyにお越しいただきました。

「ゴールデンウイークで一番楽しかった!」


「パパたちが楽しそうでいいね!」


「普段親がやらせてあげられない体験が出来て良かった」


「次回はいつですか?」


「子供はもとより、親たちがこんなに元気なの初めてみました(教育関係者)」


「みんな遊ぶというか、真剣なまなざしで取り組んでいて、驚かされました(報道関係者)」





30分以上も、小川から水を汲んで泥コーナーに流す遊びを繰り返す2歳の子…(汚れも気にしない真剣な取り組み、ママはニコニコ見守っていました)

 

一時間以上も、カッターで木材を削りつづけ、立派な木刀を作り上げた子…(ママは途中で止めることも、不要なアドバイスをすることもなく、心で応援してくれていました)

 

サイズのあった廃材を見つけて、本当に使えるテーブルを作っちゃったfamily…(親の方が真剣でした★)

紹介しきれないほど、沢山の笑顔・happyが生まれました!


2016~ これからの活動

初開催の5月以降、月1回ペースで市内公園を借り、遊び場を提供しています。冬は屋内での遊びや、雪遊びにも挑戦したいと思います。

来年度以降も、市内公園を巡回しながら、遊びの場を提供していきたいと思います。

「大館にはプレーパークがある」「大館での育児は楽しい」そう思っていただけるように、
そして子供たちが地域の見守りの中で自由に育ち、「大館に生まれ育ってよかった」と思える日が来るように。

これからも市政・地域団体・各地のプレーパーク団体などと連携して、こどもにとってもパパ・ママにとっても

「学びのある憩いの遊び場」を提供してまいります。

 

ボランティアは皆、生活のなかで無理のない範囲でお手伝いいただいてます。

私自身も、子供が大きくなり生活が変われば、いつか出来なくなる日が来るかもしれません。

プレーパークが大館に残ってほしい! と思ったら、是非ボランティアとしてお手伝いいただけると、とても嬉しいです。